Skate 3

高評価

• オープンワールド
• まともな物理演算
• オンライン/オフラインプレイ

低評価

• 退屈な街
• カメラの問題

「Skate 3」は、「Tony Hawk」シリーズよりもリアルなアクションを好む人向けのスケートボードシミュレーションゲームです。「Skate」シリーズはリアリズムを重視しており、このシリーズもその流れを汲んでいます。実際にスケボーを習うように、成功するには根気と時間が必要です。ゲームを始めたばかりの頃は、さまざまなトリックができないように感じるかもしれませんが、適切な練習を重ねれば、本当に素晴らしい技を繰り出すスキルを身につけることができるでしょう。

「Skate 3」では、コミュニティが一つの大きな特徴になっています。自分で作ったカスタマイズパークや、撮影したビデオや写真などをソフト上で共有することができます。共有すると、そのコンテンツはクラウドに保存され、いつまでもアクセス可能な状態に保たれます。そのため、コミュニティを通じて閲覧できるコンテンツが大量に生まれます。

ハブエリアでは、一人でイベントに参加したり、チームに参加したり、ローカルマルチプレイでストーリーモードのアクティビティを実行することができます。このシステムの狙いは、オフラインとオンラインの世界に連続性を持たせることです。もちろん、このシステムは完璧ではなく、他に参加者のいないフリープレイルームに参加することもあります。

このゲームは、どんな人でも遊べます。難易度は3種類から選択でき、難易度を変えることでマップがクリアしやすくなったり、トリックがやりやすくなったりします。

このフランチャイズの最も素晴らしい点のひとつは、コントロールシステムです。右アナログスティックでボードを動かし、左アナログスティックかDパッドでスケーターを操作します。最高のトリックやコンビネーションを繰り出すには、ジョイスティックを器用に操る必要があります。

難易度が上がるのは面倒に感じるかもしれませんが、その分、やり応えや達成感は格別です。アーケードゲームに近い設定の「トニーホーク」よりも、実際に技を成功させたときの満足感は大きいです。

今回のバージョンアップでは、グラフィックはそれほど大きくアップデートされていません。世界は完全にオープンで自由ですが、その分、ゲームのソーシャルな側面で人口が増えるはずの環境なので、比較的空いています。オンラインに人がいないときは、世界観が退屈です。

このゲームの最大の問題のひとつは、カメラです。自分でカメラを操作することができず、最悪のタイミングでカメラの位置が切り替わることがあります。これではキャラクターを操作するのが難しくなるばかりです。しかし、ゲームの他の部分の長所を考えれば、カメラの問題は無視できるものです。

高評価

• オープンワールド
• まともな物理演算
• オンライン/オフラインプレイ

低評価

• 退屈な街
• カメラの問題